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【公演レポート】Special Concert Ⅱ「光と影の色彩」 ~ピアノとダンスで描く印象派

更新日:2022年05月13日

5月11日(水)は、Special Concert Ⅱ「光と影の色彩」を開催しました。大野和士が認めるピアニスト・現代フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。前半はラヴェル、ピエルネ、ドビュッシーなど、1800年代後半から1900年代前半に活躍した、フランスの作曲家たちの音楽を演奏しました。8日ではバルトークのピアノ協奏曲で激しく力強い演奏で熱狂させたバヴゼさん。今度はその高い集中力と鍛え抜かれた技術でラヴェルやドビュッシー、ピエルネの楽曲を、流れるような美しい演奏で多くのご来場者を虜にしました。

後半は、第11回音楽祭「月に憑かれたピエロ」で絶賛を得たダンサー・髙橋淳さんとのコラボレーション。 ドビュッシーの映像 第1集/第2集を、パントマイムとコンテンポラリーダンスを融合した身体表現と組み合わせることで新たな作品として披露。舞台の真上から撮影した映像をリアルタイムに壁面に投影。まるで空間に浮かんでいるように見えたり、崖に上っているように見えたり、重力を無視した表現を実現しました。ユニークなパフォーマンスで、来場した方々はくぎ付け。真剣な表情で見つめていました。

アンケートの一部をご紹介します。
・「月の光」「喜びの島」欲のイメージが、これまで他で聴いた演奏と違い、興味深かった。音楽とダンス、とてもいいものを見せていただきました。
・じゅんじゅんらしい視点の面白さを存分に楽しめました。バヴゼさんの遊びゴコロあふれる演奏も素敵でした。
・初めて聴かせて頂いたピアニストですが、エスプリにとんだ大変引き込まれる演奏だった。ダンスも素晴らしかったです。感動しました。初めてドビュッシーと合わせた舞を見せて頂きました。

【第1部】
ラヴェル:水の戯れ
ドビュッシー:「版画」 1.塔(パゴタ) 2.グラナダの夕べ 3.雨の庭
ドビュッシー:月の光
ドビュッシー:喜びの島
ピエルネ:演奏会用練習曲 ハ短調

【第2部】
「Endless Garden」~ピアノとダンスによる*
  ドビュッシー:「映像」第1集
    第1曲<水の反映> 第2曲<ラモー讃えて> 第3曲<運動>
  ドビュッシー:「映像」第2集
    第1曲<葉ずえをわたる鐘の音> 第2曲<荒れた寺にかかる月> 第3曲<金色の魚>

【アンコール】
ドビュッシー:月の光*

ピアノ:ジャン=エフラム・バヴゼ
ダンス/振付:髙橋淳*

第27回宮崎国際音楽祭は5月15日まで!
http://www.mmfes.jp/

photo:K.Miura