ぷれぽ

【ぷれぽ】本番の様子をレポート&終演後インタビュー! 子どものための音楽会「音楽探偵:音楽の中にあるものを見つけよう!」

更新日:2019年05月17日

 宮崎国際音楽祭では、宮崎県内の小学6年生を招待して「子どものための音楽会」というプログラムを設けています。今年も5月14日(火)、午前・午後の部あわせて3,000人近くの子どもたちにご来場いただきました。

 

 劇場をバックにあちらこちらで記念写真を撮る光景が。みんな楽しそうな様子で、こちらも嬉しくなります!

 開演前には、パイプオルガンの紹介♪ 曲の演奏やクイズなども交えながら、パイプオルガンの仕組みやいろんな音を聴いてもらいました。

 

 そしていよいよ開演。最初の曲「オーケストラがやって来た」テーマ曲の後、指揮の広上淳一さんと司会の伊豆謡子さんのMC。「普段どんな音楽を聴きますか?」との伊豆さんの振りに、「AKB!」と応じる広上さん。どっと沸く子どもたち。
 その後、会場に向けても同じ質問をすると、AKBは割と少なく、「K-POP?」「ジャニーズ?」「ボカロ、アニメ系?」と進むにつれ、挙手の数がどんどん増えていく感じ。その後、「クラシック?」との質問にも、意外と多くの子たちが「はーい!」と手を挙げていました。

 

 それから、曲ごとに楽しいMCを挟みながら、プロジェクターの画像投影もあわせたヴィヴァルディ「『四季』より春」、その次はルロイ・アンダーソンの「シンコペーテッド・クロック」。これはタイトルにあるとおり「時計」を表現した曲ですが、目覚まし時計のベルのような音を出していたのが、この大きなトライアングル。デカっ!! 朝の弱い私でも、これなら寝坊の心配なさそう!

 そして、指揮者体験コーナー♪ ベートーヴェンの「田園」の一節に、並み居る希望者を代表して2人の子たちがチャレンジ!

 それから、サン=サーンスの「死の舞踏」を経て、ホルスト「惑星」からの編曲で、平原綾香さんの歌で有名な「ジュピター」をみんなで合唱。ここにはソプラノの鷲尾麻衣さん、テノールの清水徹太郎さんも加わって、ものすごくゴージャスな「ジュピター」に。

 最後はチャイコフスキーの「交響曲第4番」から第4楽章を。圧巻の迫力で幕を閉じた「子どものための音楽会」。終演後に、ちょっとだけインタビューを行いました。

 

 今日の感想は?何が印象的だった? 「ワクワクして楽しかった!」「パイプオルガンが凄かった!」「チャイコフスキーの曲の最初がびっくりした!」「死の舞踏がカッコ良かった!」「パイプオルガンのパイプが4,000本以上もあってびっくりした!」「迫力があった!」「また来たい!」等々、みんな嬉々として話してくれました。


 インタビューへのご協力ありがとうございました。ぜひまた来てくださいね~♪(広報T)

 

Photo:K. Miura(インタビュー写真以外)