第25回宮崎国際音楽祭メインビジュアルについて
山の幸(米良かぐら) 弥勒祐徳 2009/9/25
御年101歳を迎える宮崎県西都市の画家、弥勒祐徳(みろくすけのり)画伯、90歳の作品。
中央で一際大きく描かれるのは歌舞音曲の神、天鈿女命(アメノウズメノミコト)。
右手に鈴、左手に小幣を持ち、五穀豊穣、子孫繁栄を願い舞う。
天には、宇宙と太陽を表す天蓋が掛かり、自然の力を表す雌雄の龍神が泳ぐ。
人々は、猪の頭(サチミタマ)を捧げ、豊作、豊猟の奉納祈願を行う。
― 今回、四半世紀を迎える第25回宮崎国際音楽祭の開催にあたり、その歴史を祝すとともに次の四半世紀に向けて、より、宮崎の地に根ざした豊饒なものとなることを祈念して、メインビジュアルとさせていただきました。