【大切なお知らせ】第25回宮崎国際音楽祭 一部を除くプログラムの延期のお知らせ(2020年3月31日)

出演者

徳永二男 (音楽監督・ヴァイオリン)Tsugio Tokunaga (Music Director, Violin)

人気、実力ともに日本を代表する音楽家。

ヴァイオリニストの父茂および鷲見三郎氏に師事。桐朋学園にて、齋藤秀雄氏に師事。1966年、当時日本楽壇史上最年少のコンサートマスターとして東京交響楽団に入団。1968年、文化庁在外派遣研修生としてベルリンへ留学、ミシェル・シュヴァルベ氏に師事。

1976年、NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。その後首席第一コンサートマスターを経て、ソロ・コンサートマスターの重責を担い、長年NHK交響楽団の“顔”として抜群の知名度と人気を誇る。

NHK交響楽団在籍時代よりヨーロッパ、アメリカ各地から招かれ、とりわけ、ケルンでの現代音楽祭、ベルリンの日独センター柿落とし公演での、ヴォルフガング・サヴァリッシュ氏との室内楽コンサート、ニューヨークのカーネギーホールでの室内楽コンサートに出演して絶賛を博した。

1994年にNHK交響楽団を退団し、ソロ、室内楽に専念。

1992年より鎌倉芸術館ゾリステンを主宰し、1995年から2013年までJTアートホール室内楽シリーズの音楽監督を、1996年からは宮崎国際音楽祭の総合プロデューサーを経て2011年からは音楽監督を務めるなど、日本音楽界の中心的立場を確固たるものとしている。

ソリストとしても、モントリオール交響楽団やイギリス室内管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団など、国内外の主要オーケストラからたびたび招かれている。

2008年から毎年、東京でリサイタル・シリーズを行う一方で、トーク・コンサート、タンゴ・コンサートなど、幅広い演奏会を全国で行っている。

2015年は、ティボール・ヴァルガ・シオン国際ヴァイオリンコンクールの審査員を務めた。

2016年には、楽壇生活50周年を迎え、多くの記念公演を行い、文化庁長官表彰も受ける。

近年は指揮者として、東京フィル、広島響、宮崎国際音楽祭管弦楽団などと共演。2018年には、ギドン・クレーメルをソリストに迎え、クレメラータ・バルチカと広響の合同オーケストラを指揮して好評を博した。

CDは、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集や、パガニーニのカプリースなどをリリースしており、最新盤は「徳永二男プレイズ R.シュトラウス ヴァイオリン・ソナタ」(オクタヴィア・レコード)。

桐朋学園大学特任教授。

ピンカス・ズーカーマン (ヴァイオリン、ヴィオラ)Pinchas Zukerman (Violin)

ピンカス・ズーカーマンは、50年の長きにわたりソリスト、指揮者、室内楽奏者として世界の音楽界で不動の地位を築いている。また献身的ともいえる教育活動は高い評価を得ており、そのカリスマ性で数々の若手演奏家に霊感を与え続けてきた。

2019-20シーズンはロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管首席客演指揮者として11シーズン目、アデレード響のアーティスト・イン・アソシエーションとして5シーズン目となる。ロイヤル・フィルハーモニー管とはアメリカとスペインでツアーを、アデレード響とは中国での公演が予定されている。またボストン、ダラス両交響楽団に指揮者・ソリストとして客演するほか、ソリストとしてはメータ指揮ウィーン・フィルとのヨーロッパ・ツアー、プラハ交響楽団、ベルリン・シュターツカペレ、ポーランド国立放送交響楽団、ヴェルヴィエ祝祭管弦楽団等と共演する事が予定されている。室内楽ではズーカーマン・トリオで南アフリカ、アメリカ、およびヨーロッパで公演を行う。

ベートーヴェン生誕250周年となる今シーズンは、ダニエル・バレンボイムと共にベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの全曲演奏会を行う。このツィクルスは2020年に生誕100周年を迎える故アイザック・スターンに捧げられている。2020年6月にはロンドンのカドガン・ホールにてピンカス・ズーカーマン・サマー・ミュージック・フェスティバルが開催される。5日間にわたる同フェスティバルではロイヤル・フィルやアマンダ・フォーサイス、ズーカーマン・トリオ、イェルサレム弦楽四重奏団らと共にベートーヴェンのオーケストラ作品や室内楽作品を演奏する。

音楽教育にも熱心に携わり、マンハッタン音楽学校では先進的な教育プログラム、ピンカス・ズーカーマン・パフォーマンス・プログラムを設立、昨シーズンには同プログラムが25周年を迎えた。またオタワのナショナル・アーツ・センターでのヤング・アーティスト・プログラムの芸術監督として毎夏後進の指導にあたるなど、世界各地で精力的な教育活動を行っており、器楽奏者として初めてロレックスのメントー&プロトジェ・アートプログラムの音楽部門のメンターに選ばれた。

 

テルアビブ生まれ・ジュリアード音楽院でイヴァン・ガラミアンに師事。レーガン大統領から芸術メダルを、またクラシック音楽界への貢献に対してアイザック・スターン賞を受賞。これまでに100以上の録音をリリース。グラミー賞は2度受賞し、21回ノミネートされている。2016年にはドイツ・グラモフォンとフィリップスによる録音全集がリリースされた。最新盤はナショナル・アーツ・センター・オーケストラ/アマンダ・フォーサイスとのブラームス作品集、そしてロイヤル・フィルとのエルガーとV.ウィリアムスの作品集である。

チョン・キョンファ (ヴァイオリン)Kyung-Wha Chung (Violin)

当代屈指の演奏家として世界中にその名を馳せているヴァイオリニスト、チョン・キョンファは、豊かな感性と完璧なテクニックをもって、素晴らしい演奏を聴かせている。

音楽を愛する家庭に生まれ育ったキョンファは、ニューヨークのジュリアード音楽学校で巨匠イヴァン・ガラミアンに師事、また後にヨーロッパではヨゼフ・シゲティの薫陶を受けた。

1967年、エドガー・レヴェントリット国際コンクールで第1位となり名声を高める。その後1970年、アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団との共演でヨーロッパ・デビュー。アンドレ・プレヴィン、ゲオルグ・ショルティ、クラウス・テンシュテット、リッカルド・ムーティ、ベルナルト・ハイティンク、ロリン・マゼール、ダニエル・バレンボイム、クラウディオ・アバド等の指揮のもと、世界各地で一流のオーケストラの演奏会に登場している。リサイタルでは、ピアニストのラドゥ・ルプー、クリスチャン・ツィメルマン、ペーター・フランクル等と共演、弟で指揮者兼ピアニストのチョン・ミョンフン、姉でチェリストのチョン・ミョンファとはチョン・トリオを結成し、演奏会やレコーディング、麻薬撲滅の親善大使として活動した。

韓国政府より文化勲章を授与、1995年には『アジア・ウィーク』が選んだ“偉大なアジアの20人”に唯一クラシック音楽の演奏家として、またイギリスのサンデー・タイムズでは、“最近20年間で最も偉大な器楽奏者”に選ばれている。

チョン・キョンファは、1988年よりEMIと専属契約を結び、他にもデッカ、RCA、ドイツ・グラモフォン(DG)等と30枚ほどをリリースしたが、その中で1989年にクリスチャン・ツィメルマンと録音したR.シュトラウスとレスピーギのヴァイオリン・ソナタ(DG)、1994年にサイモン・ラトルの指揮で録音したバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番とラプソディー(EMI)は、グラモフォン・アワードを受賞した。2013年には伝説のライヴと言われていた2夜にわたる1998年のサントリーホールでの公演ライヴが、キング・インターナショナルから発売され大絶賛された。そして2015年、ワーナークラシックスと専属契約を結び、15年ぶりのスタジオ録音となる『バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ全曲』(2016年9月発売)を皮切りに録音を再開。最近の共演者であるケヴィン・ケナー(pf.)と、フランス作品を集めた『Beau Soir』を2018年3月に発売した。

ヴァイオリンの巨匠として、高度な技術と力強く熱い芸術性、繊細な表現力を兼ね備えたキョンファは、日々たゆまぬ努力を惜しまず今日に至るが、ロスアンジェルス・フィルハーモニックとの共演や2004年8月の日本と韓国でのチョン・トリオ公演を大成功させた後、2005年9月のワレリー・ゲルギエフ指揮キーロフ劇場管弦楽団の韓国公演を指の故障で降板して以来、演奏会から遠ざかっていた。その間、多忙な演奏活動から離れ、ジュリアード音楽院やソウルの梨花女子大学で教鞭をとり、チャリティ活動に参加するなど、精神的にも肉体的にも充実し、夢と希望と自信を取り戻し、満を持して2011年12月に演奏活動を再開。“She is back !!” と銘打ったその素晴らしいステージに、満員の聴衆は拍手喝采であった。

2013年6月、チョン・キョンファは1998年以来15年ぶりにリサイタル公演を日本で行った。その後2015年4月に再来日、国内に強烈な印象を残した。2016/17年シーズンには楽壇デビュー50年を迎え、念願の『バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲』をワーナークラシックスからリリースし、日本、韓国、中国、バービカンセンターを含むヨーロッパ、カーネギーホールを含めた北米とほぼ全世界で公演が行われた。

ライナー・キュッヒル (ヴァイオリン)Rainer Küchl (Violin)

1950年オーストリア、ワイドホーフェン・アン・デア・イプス市生まれ。11歳よりヴァイオリンを始め、14歳にてウィーン国立音楽アカデミーに入学。

67年よりソロ活動を開始。ウィーン・フィルをはじめ、ウィーン響、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、NHK交響楽団等のオーケストラ、並びに指揮者ではアバド、ベーム、バーンスタインらと共演。同時に数々のリサイタルや録音を行う。71年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。同年ウィーン・フィルの仲間とキュッヒル弦楽四重奏団を結成。82年ウィーン国立音楽アカデミー(現ウィーン国立音楽大学)教授に就任。85年ザルツブルグ州知事より金功労勲章受章。88年オーストリア共和国より学術、芸術に対するオーストリア名誉十字勲章受章。92年バッキンガム宮殿にてチャールズ皇太子、ダイアナ妃主催のショルティ80歳の誕生パーティにて御前演奏する。94年オーストリア共和国に対する功績として共和国より大名誉勲章を受章。95年ジュネーブにおける国連50周年記念式典および98年長野冬季オリンピックにて世界代表コンサートマスターを務める。

2001年ウィーン・フィル創設以来、現役のコンサートマスターとしては初めてウィーン国立歌劇場の名誉会員に選ばれる。10年川崎市より市の名誉国際親善大使に任命。同年11月日本政府より旭日中綬章受章。

16年8月31日をもって45年間務めたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを退任。17年4月、NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターに就任。

ウィーン国立音楽大学正教授。キュッヒル・クァルテット、ウィーン・リングアンサンブルリーダー。その他、ソロ活動、審査員などを務める。

三浦文彰 (ヴァイオリン)Fumiaki Miura (Violin)

2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。国際的に一躍脚光を浴びた。

ロサンゼルス・フィル、ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、マリインスキー劇場管、チャイコフスキーシンフォニーオーケストラ、NDRエルプ・フィル、ハノーファーNDRフィル、シュトゥットガルト放送響などと共演。共演した指揮者には、ドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマン、クリスティアン・ヤルヴィ、ワシリー・ペトレンコ、フルシャ、ドゥネーブ、カンブルラン、インキネン、大野和士などが挙げられる。リサイタルでも、ルーブルでのパリ・デビュー、ウィグモアホールでのロンドン・デビューが絶賛を博した。

NHK大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことやTBS「情熱大陸」への出演も大きな話題となった。

18年10月からスタートしたサントリーホールARKクラシックスではアーティスティック・リーダーに就任して、音楽祭を主宰する念願を果たした。

19年以降のハイライトとして、ズーカーマン指揮バルセロナ響、ティチアーティ指揮ベルリン・ドイツ響、ロウヴァリ指揮エーテボリ響、エストラーダ指揮フランクフルト放送響、ポーガ指揮ケルン放送響、ダウスゴー指揮BBCスコティッシュ響、リットン指揮都響、カンブルラン指揮読売日響、ウィーン室内管などが挙げられる。また、ピリスとのデュオ・リサイタル、ズーカーマンとの室内楽、バシュメットとの室内楽、スペインや日本でのリサイタルツアーも予定されるなど、国際的活動の場を広げている。

CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。09年度第20回出光音楽賞受賞。

また、19年Forbes「30 UNDER 30 JAPAN」(世界を変えていく30歳未満の30人)に選出された。

使用しているヴァイオリンは、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス 1704年製作 “Viotti”。

アマンダ・フォーサイス (チェロ)Amanda Forsyth (Cello)

ジュノー賞受賞者のカナダ人チェリスト、アマンダ・フォーサイスは北米で最も精力的な活動をしているチェリストのひとりである。カルフォルニアのベンチュラ・カントリー・スター紙は「フォーサイスの手には魔法の力が宿っている」と評した。ソリスト、室内楽奏者、そして1999年から2015年まで務めたカナダのナショナル・アーツ・センター・オーケストラの主席チェリストとして国際的な評価を得ており、その力強く豊かな響き、驚異的なテクニック、並はずれた音楽性により聴衆、批評家を魅了している。

 

これまでにロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団やイスラエル・フィルハーモニーとツアーを行ったほかフランス放送交響楽団、リスボン・グルベンキアン管弦楽団、イギリス室内管弦楽団、カルガリー・フィルハーモニー管弦楽団、トロント交響楽団、ナショナル・アーツ・センター・オーケストラ、バンクーバー交響楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、キョンギド・フィルハーモニー管弦楽団などと共演している。度々訪れているオーストラリアでは、シドニー、パース、アデレードの各交響楽団と共演。アメリカではシカゴ、ワシントン・ナショナル、サンディエゴ、コロラド、オレゴン、ニューウエスト、ダラス、グランドラピッズの各交響楽団と共演した。ゲルギエフ指揮/マリインスキー劇場管弦楽団とは本拠地のサンクトペテルブルクのほかツアーでも度々共演している。2014年にはイスラエル・フィルハーモニーとの共演でカーネギーホールにデビューした。

 

ズーカーマン・チェンバー・プレイヤーズの創立メンバーとしても世界各地で精力的に活動を行っており、これまでにドイツ、イスラエル、イタリア、フィンランド、オランダ、スイス、ニュージーランド、トルコといった国で、またロンドン、ウィーン、パリ、ベルグラード、ブダペスト、ドゥブロブニク、ワルシャワ、バルセロナといった都市で公演を行っている。ズーカーマン・トリオのチェリストとしてはこれまでに六カ国で演奏、そしてエジンバラ、宮崎、ヴェルビエ、BBCプロムス、タングルウッド、ラヴィニア、サンクトペテルブルクの春、白夜祭、ラホヤなどの国際音楽祭にも出演している。今シーズンはチェンバー・ミュージック・セドナ、デトロイト・チェンバー・ミュージック・ソサエティ、ミュージック・インスティテュート・シカゴ、サヴァンナ音楽祭等に出演する事が決まっている。

 

このほかズーカーマン・トリオはアメリカ東海岸やイタリアでのツアーが予定されている。このほか今シーズンのフォーサイスの主な活動として、ナショナル・アーツ・センター・オーケストラとの共演によるマリアン・モゼティヒのチェロ協奏曲の世界初演、メータ指揮によるロス・フィル・デビューなどが挙げられる。

 

これまでにソニー・クラシカル、ナクソス、アルタラ、ファンファーレ、マルキス、プロアルテ、CBCからCDをリリースしている。2008年にはズーカーマン・チェンバー・プレイヤーズとイェフィム・ブロンフマンによるシューベルト「鱒」のCDがソニーからリリースされた。最新盤はアナレクタからリリースされたナショナル・アーツ・センター・オーケストラとピンカス・ズーカーマンのヴァイオリンによるブラームスの二重協奏曲である。

 

南アフリカ生れ。幼少時にカナダに移住し3歳でチェロを始める。ロンドンでウィリアム・プリースに師事、その後ジュリアード音楽院でハーヴィー・シャピロのもと研鑽を積んだ。使用楽器は1699年製のCarlo Giuseppe Testoreである。

ジャン・ワン (チェロ)Jian Wang (Cello)

中国生まれ。10歳の時にアイザック・スターンに見出されて渡米。イェール大学でアルド・パリゾに学ぶ。1986年にカーネギーホールでデビューし、ソリストとしてのキャリアをスタートさせた。これまでシカゴ響、フィラデルフィア管、コンセルトヘボウ管、ロンドン響、チューリッヒ・トーンハレ管、マーラー室内楽、クリ―ヴランド管、ボストン響などと共演。指揮者ではアバド、シャイー、アシュケナージ、デュトワ、チョン、ギルバート、クリヴィヌ、サヴァリッシュ、N.ヤルヴィ、エッシェンバッハ、ハーディング、ドゥダメルなどと共演し、いずれも非常に高い評価を受けている。室内楽奏者、ソリストとしても活躍しており、ヴェルビエ、タングルウッド、モーストリー・モーツァルト、BBCプロムス等の世界有数の音楽祭に出演。レコーディングでは、ドイツ・グラモフォンより多くのCDをリリースしている。

現在、故ソー・ウィン・ラム氏の家族の篤志によりチェロを貸与されている。

ヨンソン (チェロ)Young Song (Cello)

絶妙な音楽的感性と完璧な演奏技術を併せ持ったヨンソンは韓国人チェリストとして母国で期待されている。ソリストとして有数のオーケストラから称賛され、リサイタルや室内楽においても評論家から高い評価を得ている。近年はエクサンプロヴァンス、ヴェルビエ、マンチェスター国際チェロ音楽祭などに参加しており、イギリス室内管のゲスト首席奏者にも就任チョン・ミョンフンの推薦で第12回別府アルゲリッチ音楽祭in福岡に出演し好評を博して以来、同音楽祭に数回参加している。また2015年にはチョン・ミョンフン指揮ソウル・フィルのソリストとしてサントリーホール「スペシャル・ステージ」に登場、ブラームスの二重協奏曲をスヴェトリン・ルセフと共演し、スケールの大きなアプローチで聴衆を魅了した。昨年12月には韓国でピアニスト チョン・ミョンフンの企画で三浦文彰らと共演した。

2007年韓国KBSのラジオ番組「ヨンソンのファミリー音楽」の進行役に抜擢され、2008年にはヨー・ヨー・マもゲスト出演をした。またソウル・アーツセンターの「11時のコンサート・シリーズ」の進行も任されている。さらに韓国のSKテレコム社が支援するハピー・ミュージック・スクールという国家的アウトリーチ企画の音楽監督とソウル音楽祭の音楽監督にも就任。ヨンソンは韓国で数枚のCDをリリースしているほか日本のオクタヴィア・レコードよりブラームスとシューマンの作品集をアヴィラム・ライヒェルトのピアノでリリースしている。このコンビで2013年と2014年に日本ツアーを行い、2016年には酒井茜のピアノでツアーを行った。                                            

ソウル・フィルとラロの協奏曲を演奏して9歳でデビュー。若い卓越した演奏家に贈られるソウル市長メダルなど多くの賞や奨学金を獲得、その後アーティスティック・リーダシップ賞を獲得したジュリアード音楽院で、さらにイギリスの王立ノーザン・カレッジでも研鑽を積んだ。2002年にはヘルシンキで行われたパオロ国際コンクールで優勝した。現在はソウルの慶熙大学の音楽科で教授も務めている。使用楽器は1709年製のカルロ・アントニオ・テストーレ。

ヨンソンは芸名であり本来の名前はソン・ヨンフン(Young-Hoon Song)である。

ケヴィン・ケナー (ピアノ)Kevin Kenner (Piano)

1990年、ケヴィン・ケナーは、ショパン国際ピアノコンクール最高位(同時に聴衆賞、ポロネーズ賞)、国際テレンス・ジャッド賞、チャイコフスキー国際コンクール銅賞(同時にロシア作品最優秀演奏賞)の3つ受賞により、世界に認められる事となる。他にも1989年のヴァン・クライバーン、1988年のジーナ・バッカウアーの両コンクールにおいても、輝かしい成績を残している。

カリフォルニア南部生まれ。クシシュトフ・ブジュザ、ルドヴィク・ステファンスキの元で研鑽を積み、1980年のショパン国際ピアノコンクールでは最年少出演者で、審査員特別賞を授与された。その後、ピーボディ音楽院にてレオン・フライシャーに5年間、ハノーヴァーでカール・ハインツ・ケマリンクに師事。ロンドンとクラクフに居を構え、ロンドンではロイヤル・カレッジにて教授を務めた。

ケナーは録音も数多く、ショパンはもとよりラヴェル、シュ-マン、ベートーヴェン、ピアソラやパデレフスキなどレパートリーは広い。ポーランドの室内楽部門で最優秀賞(フレデリック賞)を受賞。1849年のプレイエルを用いたショパンのピアノ作品集は、フランスのディアパソン誌で5つ星を獲得。パデレフスキのピアノによる作品集録音や”Chopin Resonances” ”Chopin Ballades”等でも、高い評価を受けている。2018年、ワーナークラシックスより”Late Chopin Works /ショパン:後期ピアノ作品集”をリリース。

ケナーの活動は多岐にわたり、ベルチャ、東京、エンデリオン、フォーグラー、パノハ等の室内楽団との共演、チェロのハイモヴィッツのデュオ・パートナー、ピョンチャン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭などでも室内楽に参加している。またピリオド楽器にも造詣が深く、フランス・ブリュッヘンと18世紀オーケストラとの共演もある。チョン・キョンファとは2011年以降、彼女が最も信頼するピアニストとしてツアーに参加。CD”Beau Soir”でもデュオを組む。ショパン、ブゾーニ等の国際ピアノコンクールの審査員を務めるほか、2015年9月より米国マイアミ大学フロスト音楽校で教鞭を執り優秀な人材を育成し、教育者としての手腕も高く評価されている。

ステファン・シュトロイスニック (ピアノ)Stefan Stroissnig (Piano)

1985年ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学にてオレグ・マイセンベルグ、ロンドンの英国王立音楽大学にてイアン・ジョーンズに師事。その後、ダニエル・バレンボイムやドミトリー・バシキーロフなどの著名なピアニストにも指導を受ける。
ロンドンのロイヤル・フェスティヴァルホール、ウィーンの楽友協会やコンツェルトハウス、ベルリンのフィルハーモニーといったヨーロッパの重要なコンサートホールをはじめ、世界各地でソリストや室内楽奏者として演奏活動を行っている。
2014年の秋には、南アメリカ・ツアーでのブエノスアエレスのテアトロ・コロンにて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番を演奏し、アルゼンチンの音楽評論家協会から「今年の発見」という賞を受賞した。シューベルトや20~21世紀の現代音楽における彼の演奏解釈の評価は特に高い。
2013年には、ロンドンのフェスティヴァルホールにてオリヴィエ・メシアンの「トゥーランガリア交響曲」のピアノ独奏をつとめた。室内楽にも重きを置き、今までにハインリッヒ・シフ、ライナー・キュッヒル、今井信子、服部譲二、パトリツィア・コパチンスカヤ、アウリン弦楽四重奏団らと共演。
2014年、テノールのヨーナス・カウフマンとカンマーオーケストラ・ウィーン=ベルリンのヨーロッパツアーにおいて、ゲストメンバーを務めた。 ザルツブルグ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭、ダヴォス音楽祭、北九州国際音楽祭など有名な音楽祭に招かれている。
シューベルトの4つの即興曲 作品90、そしてリストのソナタロ短調の録音で、オーストリア放送協会の「パスティッチオ賞」を受賞。
2011年にはハインリッヒ・シフの指揮で、ウィーン放送交響楽団と、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番と第4番を録音。コンサート活動の傍ら、グラーツ国立音楽大学で教鞭をとる。

野平一郎 (ピアノ)Ichiro Nodaira (Piano)

1953年生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程作曲科を修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。ピアニストとして内外のオーケストラにソリストとして出演する一方、多くの国際的名手たちと共演し室内楽奏者としても活躍。古典から現代までレパートリーは幅広い。近年は指揮者としても活躍、コンチェルトの弾き振りを含め、自作初演でNHK交響楽団等を指揮する。100曲に及ぶ作品の中には、フランス文化庁、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、IRCAM、国立劇場からの委嘱作品があり、近作では「祝典序曲」(ケント・ナガノ/モントリオール響)、『触知できない領域~チェロとピアノのための~』(チェロ:堤剛)、『管弦楽のための「時の歪み」』(杉山洋一/東京都響)、現在進行中のNHK交響楽団との3年に亘る新作発表のプロジェクト「シズオカ・トリロジーⅠ」「同Ⅱ」(静岡グランシップ)、室内オペラ「亡命」(サントリーホール)など、いずれの作品も圧倒的な成功を収めた。オーケストラ・ニッポニカ ミュージック・アドヴァイザー。第13回中島健蔵音楽賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞、第35回サントリー音楽賞、第55回芸術選奨文部科学大臣賞、第44回、第61回尾高賞、第75回日本芸術院賞を受賞。2012年には紫綬褒章を受章。現在、静岡音楽館AOI芸術監督。東京藝術大学作曲科教授。

仲道郁代 (ピアノ)Ikuyo Nakamichi (Piano)

4歳からピアノを始める。桐朋学園大学1年在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、増沢賞を受賞。文化庁在外研修員としてミュンヘン国立音楽大学に留学。ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第1位メンデルスゾーン賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位と受賞を重ね、以後ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動を開始。88年に村松賞、93年にモービル音楽奨励賞を受賞。古典派からロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、これまでに日本の主要オーケストラはもとより、海外のオーケストラとの共演も数多く、人気、実力ともに日本を代表するピアニストとして活動している。
これまでにサラステ指揮フィンランド放送交響楽団、マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団、バイエルン放送交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ズッカーマン指揮イギリス室内管弦楽団(ECO)、フリューベック・デ・ブルゴス指揮ベルリン放送交響楽団、P.ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団などのソリストとして迎えられ高い評価を得ている。また、99年にはカーネギーホールでリサイタル・デビュー、2001年にはサンクトペテルブルグ、ベルリン・フィルハーモニーホールでコンチェルト・デビュー。05年には、英国チャールズ皇太子夫妻ご臨席のもとウィンザー城で行われたイギリス室内管弦楽団(ECO)主催の「結婚祝祭コンサート」に出演し絶賛された。室内楽ではストルツマン、ハーゲン弦楽四重奏団、ブランディス弦楽四重奏団、ベルリン・フィル八重奏団等と日本ツアーを行い、いずれも好評を博す。
CDはソニー・ミュージックジャパンと専属契約を結び、レコード・アカデミー賞受賞CDを含む「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」や、「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」、「シューマン:ファンタジー」、古楽器での録音など多数リリースしている。著作には『ピアノの名器と名曲』『ショパン鍵盤のミステリー』『ベートーヴェン鍵盤の宇宙』(ナツメ社)、『ピアニストはおもしろい』(春秋社)等がある。
2018年よりベートーヴェン没後200周年の2027年に向けて「仲道郁代Road to 2027プロジェクト」をスタートし、リサイタルシリーズを展開中。
一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。

仲道郁代オフィシャル・ホームページhttp://www.ikuyo-nakamichi.com

 

下野竜也 (指揮)Tatsuya Shimono (Conductor)

広島交響楽団音楽総監督(2017年4月〜)、広島ウインド・オーケストラ音楽監督(2011年1月〜)、京都市交響楽団常任首席客演指揮者(2017年4月〜2020年3月)。

1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で学ぶ。1996年にはイタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラ指揮のディプロマを取得。1997年大阪フィル初代指揮研究員として、(故)朝比奈隆氏をはじめ数多くの巨匠の下で研鑽を積む。1999年文化庁派遣芸術家在外研修員に選ばれ、ウィーン国立演劇音楽大学に留学、2001年6月まで在籍。

2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴び、以降、国際的な活動を展開。

国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、チェコフィルハーモニー管、シュツットガルト放送響、シリコンバレー響など国際舞台での活躍が目覚ましい。

これまでに読売日本交響楽団初代正指揮者、同首席客演指揮者、京都市交響楽団常任客演指揮者を歴任。

出光音楽賞、新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、芸術選奨文部科学大臣賞をはじめ受賞歴多数。

京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授、東京音楽大学吹奏楽アカデミー特任教授、東京藝術大学音楽学部指揮科非常勤講師として後進の指導にもあたる。

太鼓芸能集団「鼓童」ミュージックアドバイザー。

鹿児島市ふるさと大使。おじゃんせ霧島大使。

公式ホームページ http://www.tatsuyashimono.com/

広上淳一 (指揮)Junichi Hirokami (Conductor)

東京生まれ。東京音楽大学指揮科に学ぶ。1984年、26歳で「第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」に優勝。以来、フランス国立管、ベルリン放送響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。これまでノールショピング響、リンブルク響、ロイヤル・リヴァプール・フィルのポストを歴任、このうちノールショピング響とは94年に来日公演を実現、さらに米国ではコロンバス響音楽監督を務めヨーヨー・マ、ミドリをはじめ素晴らしいソリストたちとともに数々の名演を残した。

 近年では、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、スイス・イタリア管、モンテカルロ・フィル、バルセロナ響、ビルバオ響、ポーランド国立放送響、スロヴェニア・フィル、サンクトペテルブルク・フィル、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ、ラトビア国立響、ボルティモア響、シンシナティ響、ヴァンクーヴァー響、サンパウロ響、ニュージーランド響等へ客演。国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団にもたびたび招かれ絶賛を博している。

 オペラ指揮の分野でもシドニー歌劇場デビューにおけるヴェルディ《仮面舞踏会》、《リゴレット》が高く評価されたのを皮切りに、グルック、モーツァルトからプッチーニ、さらにオスバルト・ゴリホフ《アイナダマール》の日本初演まで幅広いレパートリーで数々のプロダクションを成功に導いている。

 2008年4月より京都市交響楽団常任指揮者を経て2014年4月より常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー。2015年には同団とともにサントリー音楽賞を受賞、現在12シーズン目を迎えている。2017年4月からは札幌交響楽団友情客演指揮者も務める。2020年4月から京都市交響楽団第13代常任指揮者兼芸術顧問に就任予定。また、東京音楽大学指揮科教授として教育活動にも情熱を注いでいる。

マイケル・スターン (指揮)Michael Stern (Conductor)

マイケル・スターンはカンザスシティ交響楽団の音楽監督、および自らが創設したアイリス管弦楽団の初代音楽監督を務めている。また2020年秋よりコネチカット州のスタンフォード交響楽団の音楽監督に就任することが決定している。


カンザスシティ交響楽団とは終身契約を結んでおり、オリジナリティあふれるプログラミング、オーケストラの組織強化、幅広い聴衆の拡大など様々な面でオーケストラの目覚ましい発展に寄与、高い評価を得ている。スターンとカンザスシティ交響楽団は数々の録音も残しており、アメリカの作曲家アダム・シェーンベルクの作品集やホルストの「惑星」、エルガーやシベリウス、サン=サーンスの作品集をリリースしている。


アイリス管弦楽団はアメリカ現代音楽を専門としており、その技術力の高さ、質の高いプログラムで高い評価を得ている。これまでにウィリアム・ボルコム、クリス・ブルーベック、リチャード・ダニエルプール、スティーヴン・ハートキ、エドガー・メイヤー、ジョナサン・レシュノフ、ネッド・ローレム、フアン・リューら数々の作曲家に新作を委嘱、初演しており、ナクソス、アラベスク両レーベルから数々の録音をリリースしている。


2020‐21シーズンは父アイザック・スターンの生誕100周年を記念して音楽、教育、歴史など様々な分野でプロジェクトが予定されており、タングルウッド音楽祭や宮崎国際音楽祭への再客演、ボストン交響楽団とのアイザック・スターン・トリビュート・コンサート等を行う。


北米ではアトランタ、ボルチモア、シカゴ、シンシナティ、ヒューストン、インディアナポリス、ワシントン・ナショナル、モントリオール、ピッツバーグ、セントルイス、シアトル、トロントの各交響楽団、クリーヴランド、フィラデルフィア両管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックを指揮。またアスペン音楽祭の常連で、同音楽祭のアメリカ指揮者アカデミーの講師も務めている。


このほかウィーン放送交響楽団、ヘルシンキ、イスラエル、ロンドン、モスクワ、ロイヤル・ストックホルムの各フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、国立台湾交響楽団、パリ管弦楽団、NHK交響楽団等に客演。ドイツのザールブリュッケン放送交響楽団では初のアメリカ人首席指揮者を務めたほか、フランスのリヨン国立管弦楽団とリール国立管弦楽団の首席客演指揮者を歴任した。2017年より中国広州市で開催されている広東国際青少年音楽ウィークでは音楽監督をつとめ、芸術監督のヨーヨー・マと共に中国の若手演奏家の育成に携わっている。


カーティス音楽院にてマックス・ルドルフに師事。ルドルフの名著「指揮の文法」の共同編集者をつとめたほか、ルドルフによる著作や手紙などをまとめた本の編纂にも携わった。ハーバード大学にも学び、アメリカ史の学位を取得している。

トリーネ・ムラ (ソプラノ)Trine Møller (Soprano)

トリーネ・ムラはロンドンのロイヤル・アカデミー・オペラ・スクールとナショナル・オペラ・スタジオならびにコペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーのソリスト・クラスで学んだ。

 

トリーネ・ムラは近年、メゾ・ソプラノからソプラノへの転向を果たした。彼女のソプラノとしてのデビューは、2018年夏、デンマークの古城オペラ・フェスティバルにおける《トスカ》のタイトルロールであった。2018年10月にはコペンハーゲン・バッハ合唱団と自身初となるヴェルディの《レクイエム》を歌った。2017年のオーフス交響楽団との二―ルス・マルティンセン《 エヴォリューション! 》の初演では重要なソロパートを担い、批評家からは「ムラはアリアの中で、特別な魅力、明晰さ、そして激しさを示した」、「ムラはソリストとして輝いていた。彼女の将来のキャリアは輝かしいものとなるだろう」との絶賛を博した。

 

ムラはこの夏、バイエルンのイムリング音楽祭において《トゥーランドット》のタイトルロール・デビューを果たし、エスビャウ新歌劇場(デンマーク)においてワーグナーの《ラインの黄金》のヴェルグンデ役にも挑戦した。

 

メゾとしては、2008年デンマーク王立オペラにて、デイヴィット・マクヴィカー演出のモンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》のアモーレ役とヴァレット役でデビューし、デンマークの権威あるロイモト・タレント賞を受賞した。その他にもデンマーク王立オペラでは、ケルビーノ(フィガロの結婚)、オルガ(エフゲニーオネーギン)、メルセデス(カルメン)などを歌っており、またデンマーク国立オペラにおいては、ドラベッラ、ロジーナ、ケルビーノなどを歌っている。デンマーク国外では、アンジェリーナ(ロッシーニ・シンデレラ)、イダマンテ(モーツァルト・イドメネオ)をインスブルックのチロル州立劇場で歌っている。またライプツィヒ歌劇場におけるオルガ役でドイツ・デビューを果たした。

 

トリーネ・ムラはリートにも積極的に取り組み、リートをドラマ化して劇場上演を行うグループの一員としても活動している。これまでにファン・ハウエン奨学金、ルシール・グラハム・アワード、アクセル・シェッツ賞、エリザベト・ドンス記念奨学金、オールボーオペラ賞など数々の賞を受賞している。

中村恵理 (ソプラノ)Eri Nakamura (Soprano)

大阪音楽大学、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所を経て、2008年英国ロイヤル・オペラにデビュー。翌年、同劇場の『カプレーティ家とモンテッキ家』にアンナ・ネトレプコの代役として出演し、一躍脚光を浴びる。 

 2009年BBC主催カーディフ国際声楽コンクールにてオーケストラ、歌曲両部門においてファイナルに進出。翌年、英インディペンデント紙「Talent2010」音楽家部門に選出された。

 2010-2016年、バイエルン国立歌劇場のソリストとして専属契約。『フィガロの結婚』スザンナ役でデビュー後、『魔笛』『ホフマン物語』『ヘンゼルとグレーテル』等に主要キャストを務める。

これまでに、コリン・デイヴィス、イルジー・ビエロフラーヴェク、ネヴィル・マリナー、クリストファー・ホグウッド、セバスティアン・ヴァイグレ、アントニオ・パッパーノ、マウリツィオ・ベニーニ、ケント・ナガノ、キリル・ペトレンコ、大野和士、ネゼ=セガンらの指揮のもと、ワシントン・ナショナル・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラ、オヴィエド歌劇場、トゥールーズ歌劇場、ザルツブルグ州立歌劇場、サンティアゴ国立歌劇場等客演多数。2016年には『チェネレントラ』クロリンダ役でウィーン国立歌劇場にデビューするなど活躍の場を広げている。また、ロンドン・フィル、フランス放送響、バイエルン放送響、チェコ・フィルハーモニー響、エストニア国立響、香港フィル、東京フィル、東京交響楽団、日本センチュリー響、札幌交響楽団との共演、ヴァチカンでのローマ法王への御前演奏、マドリード国立音楽堂での室内楽ソリスト等、コンサートでも活躍している。

 2019年は名古屋フィル定期演奏会、N響オーチャード定期、宮崎国際音楽祭『ラ・ボエーム』ミミ役(コンサート形式)をはじめ、7-8月には、東京文化会館と新国立劇場が連携して開催するプロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20」の『トゥーランドット』リュー役で出演し絶賛を博す。

 2020年はNHKニューイヤーオペラコンサートをはじめ、4-5月には、フィラデルフィア・オペラ『蝶々夫人』題名役で出演することが発表され、海外でのタイトルロール・デビューとして注目を集めている。

 2012年度アリオン賞、2015年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、2017年JXTG音楽賞洋楽部門奨励賞、2017年度兵庫県芸術奨励賞の各賞を受賞。

石田ひかり (司会・朗読)Hikari Ishida (MC)

1986年にドラマデビュー。1991年、大林宣彦監督作品の映画『ふたり』でスクリーンデビューと供に主演を務め数々の映画賞の新人賞受賞。NHK連続テレビ小説「ひらり」(92)でヒロインを演じ、近年では、テレビドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」「監察医 朝顔」(19) 映画「凛」(19) 舞台「壁蝨」(17)「A列車に乗っていこう」(19)など、映画、ドラマ、舞台、CMで活躍。また2016年4月よりNHK「にっぽんの芸能」にて司会を務めている。

池上彰 (トークゲスト)Akira Ikegami (Talk Guest)

1950年、長野県生まれ。1973年、NHKに記者として入局。松江、呉での勤務を経て東京の報道局社会部。

警視庁や気象庁、文部省、宮内庁などを担当し、1989年より5年間、首都圏ニュースのキャスター。

1994年より2005年まで「週刊こどもニュース」キャスター。2005年に独立。現在フリーランスのジャーナリスト。

名城大学教授、東京工業大学特命教授、東京大学客員教授など9つの大学で教える。

出演者(管弦楽団を含む)

ヴァイオリン

  • 会田莉凡
  • 礒絵里子
  • 宇根京子
  • 漆原朝子
  • 漆原啓子
  • 枝並千花
  • 扇谷泰朋
  • 大林修子
  • 川田知子
  • 北田千尋
  • 小谷泉
  • 小林美樹
  • 小森谷巧
  • 佐份利恭子
  • 篠原悠那
  • 白井圭
  • 鈴木加寿美
  • 髙橋和貴
  • 徳永希和子
  • 戸原直
  • 直江智沙子
  • 中島麻
  • 藤原浜雄
  • 福田ひろみ
  • 正戸里佳
  • 松浦奈々
  • 松本蘭
  • 三浦章宏
  • 水谷晃

ヴィオラ

  • 青木篤子
  • 安藤裕子
  • 安保惠麻
  • 大野かおる
  • 川﨑和憲
  • 川﨑雅夫
  • 篠﨑友美
  • 鈴木康浩
  • 鈴村大樹
  • 須田祥子
  • 田中茜
  • 飛澤浩人
  • 百武由紀

チェロ

  • 荒庸子
  • 上村文乃
  • 上村昇
  • 黒川実咲
  • 富岡廉太郎
  • 古川展生
  • 矢口里菜子
  • 矢部優典
  • 山本裕康

コントラバス

  • 赤池光治
  • 岡本潤
  • 片岡夢児
  • 小室昌広
  • 佐野央子
  • 田辺和弘
  • 永島義男

フルート

  • 齋藤真由美
  • 斎藤光晴
  • 高木綾子
  • 松木さや

オーボエ

  • 近藤菜実子
  • 古部賢一
  • 森枝繭子

クラリネット

  • 澤村康恵
  • 西川智也
  • 三界秀実

バスクラリネット

  • 高子由佳

サクソフォン

  • 上野耕平

ファゴット

  • 柿沼麻美
  • 佐藤由起
  • 吉田將
  • 依田晃宣

ホルン

  • 西條貴人 ほか

トランペット

  • 杉本正毅
  • 高橋敦
  • 田中敏雄
  • 中山隆崇

トロンボーン

  • 梅澤駿佑
  • 小田桐寛之
  • 長谷川貴大
  • 古荘恭英

テューバ

  • 荻野晋 ほか

パーカッション

  • 植松透
  • 河野玲子
  • 神戸光徳
  • 齊藤美絵
  • 定成庸司
  • 清水太
  • 楯直己
  • 百瀬和紀
  • 山口真由子
  • 山下雅雄

ハープ

  • 池城菜香
  • 津野田圭

ピアノ

  • 淡路七穂子
  • 坂野伊都子
  • 塩入俊哉
  • 次郎丸智希
  • 山中惇史

バンドネオン

  • 京谷弘司

オルガン

  • 北川倫代

チェレスタ

  • 梅村祐子

コンピュータ

  • 仲井朋子

テノール

  • 清水徹太郎
  • 清水光彦
  • 二塚直紀

バリトン

  • 浅井隆仁
  • 迎肇聡

ヴォーカル

  • 小島りち子

助演

  • 田岡弘毅

指揮

  • 山脇幸人

副指揮

  • 喜古恵理香

合唱指導

  • 浅井隆仁

司会

  • 伊豆謡子
  • 甲斐まり恵
  • 薗田潤子
  • 竹平晃子

管弦楽

  • 桐朋学園オーケストラ

宮崎県内の出演者

合唱

  • 宮崎国際音楽祭合唱団
    (宮崎県合唱連盟有志)

管弦楽

  • 宮崎国際音楽祭ジュニア・オーケストラ