ぷれぽ

【ぷれぽ】いよいよ明日!音楽祭のフィナーレを飾るオペラ『ラ・ボエーム』

更新日:2019年05月18日

 4月28日(日)に開幕した第24回宮崎国際音楽祭。早いもので、もう明日5月19日(日)の演奏会〔5〕プッチーニの世界「青春の光と影」で最後となります。昨年大好評だった『蝶々夫人』に引き続きプッチーニの歌劇から、今年は『ラ・ボエーム』をお送りします。

 

 出演者は名だたる演奏家陣に、世界的に活躍する声楽の名ソリストたち。それに加え、今年もこの演奏会のために、宮崎県合唱連盟の有志の方々によって構成された宮崎国際音楽祭合唱団の皆さんが出演されます。

 

 

 今回、その合唱団に親子3人で参加されている日吉様ご家族にお話を伺いました。お母さんは小学校3年生の頃から数十年間、声楽に携わっているそうで、高校2年生の健人君は高校の部活で合唱を、中学2年生の美晴さんはお母さんと一緒の合唱団に所属と、合唱好きの皆さん。お子さん二人とも小さいころから、お母さんの練習するアリアや好きな合唱曲を聴き、一緒に口ずさむようになり、合唱を始めるようになったとのことです♪今回一緒に参加するようになって、車やお家のなかで指揮者の広上淳一さんや合唱指導の浅井隆仁さんがどんな話をしていたか振り返ったり、音源を流してみんなで歌ったりしているそうです。

 

 

 お母さんは以前にも音楽祭のステージに合唱団員として立ったことがあるそうですが、親子3人で出演するのは初めてとのこと。「実は、親子3人で出演しようと決めたわけではなく、私と娘(美晴さん)は同じ合唱団として、息子(健人君)は部活で参加しているので、家で『え、出演するんだ』って感じでしたね(笑)。一人でやるより、親子で参加するとより楽しいです」とお母さんも嬉しそう!

 

 「宮崎でこうしたオペラの合唱に出演できる機会はなかなかないので、とても良い機会です。今回の出演をきっかけに、音楽がより身近に感じられています。子供たちもこどものための音楽会などを通して、一流の演奏家の皆さんによる音楽に触れる機会があって、宮崎で過ごしていて良かったなとしみじみと思います。」

 

 ある世代から次の世代へと、長く受け継がれてきた音楽の数々や、また巨匠ピンカス・ズーカーマンさんと三浦文彰さんの世代を超えた共演など、「音楽は世代を超えて」をテーマにお送りしてきました。日吉さんご家族が音楽を楽しむ姿を見て、思わずほっこりしてしまいました。

 

 

 いよいよ明日、最後の公演となります。演奏会〔5〕プッチーニの世界「青春の光と影」、ぜひご来場ください♪(広報A)

 

演奏会〔5〕プッチーニの世界「青春の光と影」

【日時】5月19日(日)14:00開場 15:00開演

【会場】アイザックスターンホール

【出演】ミミ:中村恵理(ソプラノ)、ムゼッタ:鷲尾麻衣(ソプラノ)

ロドルフォ:福井敬(テノール)、マルチェッロ:甲斐栄次郎(バリトン)

ショナール:今村雅彦(バリトン)、コッリーネ:伊藤純(バス)

ブノア/アルチンドロ:松森治(バス)、パルピニョール:清水徹太郎(テノール)

指揮:広上淳一

宮崎国際音楽祭管弦楽団

宮崎国際音楽祭合唱団(宮崎県合唱連盟有志)

宮崎県吹奏楽連盟有志

【料金】SS席10,000円 S席9,000円 A席7,000円 B席5,000円

C席3,000円 A席親子割7,500円

 

Photo:K. Miura (3shotを除く)